img_8241大学では、中学・高校の理科教師を目指していましたが、夏休みに市役所でアルバイトをすることとなり、大きな公共事業のために働く官民の方々のお仕事に触れ、公務員という仕事にやりがいを感じるようになったことから、地元の市役所に就職することにしました。就職後は、コンピューターや、社会保障・福祉、国際交流、人事関係等様々な仕事を経験しました。

公務員新人の頃、休暇を取って旅行したインドネシアで初めて日本以外のアジアの文化にカルチャーショックを受けたことや、職場の上司から英語学習を勧められたことから、国際関係に関わっていくことになりました。この時期にインドネシア語も勉強しました。(後に韓国語も少し)

その後、福岡で開催されたユニバーシアードの選手村の仕事や、3か月間のイギリス・フランスでの海外研修の経験、国際交流の職場での姉妹都市交流事業や同僚の外国人スタッフとの付き合いを通じて、初めて会う人々や友人たちとの出会いや再会を楽しむのが私の人生テーマとなりました。また、これらの経験を経て、国際業務で外国人の方のお手伝いをしたいと考えるようになりました。

公務員退職後、行政書士事務所を開業し、外国人の方々の在留資格等を取り扱うようになったため、海外から色々な事情で来日される多くの方々にお会いしましたが、ほとんどの方が、できるだけ長く日本で生活を続けたいと考えてくださっています。

留学やお仕事のために来日し、結婚し、ご自分でビジネスを始めたり、子供さんが生まれたり生活の状況も変化します。永住を希望される方や、日本国籍の取得(帰化)を希望される方もいらっしゃいます。長い期間の生活設計に関わらせていただけることを本当に嬉しく感じています。

海外と日本を行き来する方も多くなり、外国人を雇用したいと考える企業の方からのご相談も年々増加しています。

日本の外国人に関わる政策も大きく転換の時期を迎える中、国際関係業務を通じて皆様のお役に立ちたいと思います。